【対談企画vol.3】咲吾・志記(BabyKingdom)×哀・凛人(哀と凛人の無所属)
2025.12.22(月) Spotify O-WESTにて開催される、
哀と凛人の無所属 主催『轟音の教典』へ向け、
無所属×出演バンドによる対談企画が実現。
vol.3となる今回は無所属の2人とBabyKingdomのvocal 咲吾、Guitar志記との4人対談をお楽しみください。
——今回は哀と凛人の無所属 主催『轟音の教典』へ向けての対談企画となっております。
咲吾:よろしくお願いしますー。
凛人:今日は基本的に咲吾さんと哀さんメインで話してくれたら…
志記:俺は今日マネージャー代わりくらいで思ってるんで!
哀:二人も喋ってよ(笑)
凛人:多分俺らばっかり喋って収集つかなさそうな気配が(笑)また別の機会に…
志記:そうやな(笑)
——まずは最初の出会いについて教えてください。
咲吾:雑誌の対談やっけ?
哀:そうだね。gulu guluの頃に、全く真逆のボーカル同士での対談企画をやりましょうってお話いただいて、そこで面識のなかったしょごるん(咲吾)を指名したのが実は俺で。それでそのままその企画が通って、そこが完全にしょごるんとの初対面。
——いきなり指名された形ですが、咲吾さんは哀さんのことをその時からご存知でしたか?
咲吾:ぜんぜん(笑)勿論バンドは知ってたけど、どんな人かは何にも分からない。gulu guluとはまだ対バンもしたことなかったし、するジャンルのバンドでもなかったから率直に言うと全然知らなかったね。
——いざ対談してみてどんな印象でしたか?
咲吾:僕の印象としては、予想以上に話せるなーって感じ(笑)
哀:スケジュールの兼ね合いでしょごるんが後からスタジオ入りで先に出るようなタイムテーブルだったから、撮影と対談の時しか話せなかったよね。
咲吾:BabyKingdomは当時、鼻血出てるような人とはあんま対バンなかったからね。
哀:(笑)
咲吾:最近でこそ、色んなジャンルとの対バンも増えてきたけど、当時の対談の時は、「鼻血出してる人と俺はどうやって話したらええんやろ…」って思ってた。
一同:(笑)
咲吾:あの時の僕の衣装が当時BabyKingdom史上一番ダーク寄りやったんよね。
哀:そうだよね!
咲吾:うん。MUDDY CANDLっていう曲の衣装で、ハロウィンとクリスマスをコンセプトにしたアトラクションって形で出してて、自分たちの中では一番血が似合う衣装だったのよ、あれでも。それで初めましてしたら哀くんがまっしろなシャツ着てて、無彩色に血が映えるみたいな。
哀:こっちは衣装じゃなくて白いシャツ。
咲吾:それをみて、「俺全然派手やん」って思った記憶がある(笑)俺はポッキー持ってて、哀くんはストロングゼロ持ってるし。
哀:対談のコンセプトがちょうど【陰と陽】、【光と闇】のボーカル同士で話し合いましょうというのもあったから、その画もまた面白くて。
咲吾:哀くんが予想以上にべびきんの曲を聴いてて。特に『ユーレイ☆になっても愛してる』の歌詞について共感する部分があるっていうのを話して、個人的には「めっちゃ曲聞いてくれてる人なんや」ってのが嬉しかったし、表現の仕方は真逆やけど気持ちは一緒ってのが嬉しかったかな。
——BabyKingdomはMUSIC THEME PARKをコンセプトにしていますが、哀と凛人の無所属も近しいものがあるのでしょうか?
哀:例えだけど、分かり易く言うと、べびきんがディズニーで俺らがユニバのホラーナイト。そんな2大テーマパークに近しい立ち位置に似てるかなって。
だからgulu guluで最後にべびきんと対バンした時も、真逆のテーマパーク同士で2MANやりたかったんだよなあ、ってしょごるんに話してた。で、しょごるんもやろうよって言ってくれてて。時間は空いたけど、無所属でようやくそれが叶って。べびきんには感謝です。なんか真面目すぎる?(笑)
咲吾:そうなんよね。哀くんて真面目なんよね(笑)
でもバンドって真面目に不真面目をやるもんやとは思うから。
哀:そうだね。
咲吾:そこはお互い一緒で、表現の仕方が違うだけだから、僕もこうやって仲良くできてるんだと思う。
でも対バンの楽屋でいきなりフリースタイルラップで絡んできたのは訳わからんかったけどね(笑)
哀:陰キャなりの距離の縮め方だったんだと思う(笑)
咲吾:この人はガチでやってるのかギャグでやってるのかでめっちゃ戸惑った(笑)
哀:ガチでした…(笑)
咲吾:確かにギャグにしては上手いし…
哀:絡むにつれて、しょごるんから「今日はラップしないの?」って言ってきてくれるようになった(笑)
咲吾:似てるところで言うともう一つあって。入りした時のテンションの低さとステージ上でのテンションの差は似てる。
哀:わかるー。
咲吾:哀くんも豹変ってタイプじゃなくて徐々に上がっていくタイプやと思うけど、ライブハウス入りした時はお互いスーパーLowやん?
哀:そうだね(笑)
咲吾:そっから周りの様子に合わせてちょっとずつ調整してステージに持っていくところが似てるなーって。おじいちゃんみたいな感じ(笑)
哀:全然関係ないけど、べびきんってメイク前に顔パックしてるよね(笑)これ言ってよかった?
咲吾:全然。むしろプロモーションじゃない?
哀:顔パックした後から、こっちから見たらだけどべびきんはスイッチ入ってる気がする。
咲吾:あー、もしかしたらあのパックにヤバいの入ってるかもしらん。
一同:(笑)
哀:白塗りしてる俺よりも物理的にパックで白くなってるからね(笑)
——最初の対談からじわじわと距離が縮まっていったんですね。志記さんと凛人さんはどんなきっかけがあったんでしょうか?
凛人:僕と志記さんは、いつの間にかギタリストとしてお互い意識しあってたって感じで…いつ知り合ったんでしょう?
志記:いつやろな?全然覚えてない。
凛人:あ、でも、コロナ禍の時に、リレー動画?みたいなのが、唯一志記さんから回ってきて、そこで「友達できたなあ」って思ったのをすごい覚えてます。
志記:自分も回ってきた後に、誰に回したらいいんやろって思ってて。ちょうど凛人とその手前くらいで連絡先を交換してて、あー凛人ならいけるわーくらいで投げた気がする。
凛人:それまでは、そこまで近しい中になれてなかった気がしてたんですけど、僕はそこで一気に心を開きました。
志記:ありがとう(笑)
哀:その流れで言うと、しょごるんからもSNSでバトン回ってきたよ(笑)
咲吾:あったなー(笑)自撮りバトンやっけ?
哀:そう。でも、こんな男前の後に載せられねーってニワトリの写真を地鶏って載せた。
——それぞれリレーをやっていたんですね(笑)
凛人:それが第一距離縮まりで、第二があって。これに関しては縮まったというよりかは縮めてくれたって感じなんですが。出会ってから、ずーっと【凛人くん】って呼んでたのに、ある日突然【凛人】って呼ぶようになったんですよ(笑)
志記:普段から壁を作る癖があって、それは良くないなって思ってて。
凛人:去年2MANしたあたりから急速に仲良くなっていきましたよね。
志記:一緒に飲みにいったのもそのへんちゃうかった?
凛人:そうですね。その日から【凛人】呼びになりました。
志記:(笑)gulu guluの頃から凛人は一緒にライヴやりたいって言ってくれてたけど、自分らが前にいた事務所抜けたタイミングで中々実現せず、少し落ち着いた頃には今度は凛人が事務所抜けたりして紆余曲折あって、ようやく距離が縮まったというか。
凛人:当時、思うようにライヴが組めなくて、べびきんパワーでライヴできへんかなーって思って声かけたら、べびきんはべびきんで大変な時期やったみたいで…(笑)去年ようやく念願の2MANができてよかったです。
志記:あと、凛人が「アニキ奢ってくださいよー!」とか言い出すから(笑)
凛人:ははは(笑)
哀:しょごるん…なんかギター二人が居酒屋みたいな空気になってきちゃったね…。
凛人:だから俺と志記さんは黙ってた方がいいって言ったやん(笑)
志記:黙っときまーす(笑)
哀:じゃあ、俺からしょごるんに質問いい?
咲吾:どうぞ。
哀:べびきんのファン、通称【ファブリーズ】?
咲吾:【ばぶりーず】ね(笑)
哀:とか言って、いつもMCでイジらせてもらったりして、べびきんのお客さんってあったかいなあって思ってるんだけど、しょごるんからして逆にウチのファンってどう?
咲吾:ライヴを楽しみにきてるお客さんやから、合うな、って感覚。ウチのお客さんもライヴを楽しみにきてくれてる人たちやから。
哀:良かったー。
咲吾:簡単な言い方になるけど、いいライヴになる。お互いに感じてることは一緒かなー。
——少し角度を変えた質問ですが、志記さんからみて、咲吾さんはどんなボーカルでしょうか?
志記:なんやろ?ちゃらんぽらんに見えて、ライブ一つに対してめちゃくちゃ考えてくる印象はある。俺ら楽器隊は咲吾がこう考えているんじゃないか?っていう風に乗っかっていかないと、というのもあるし。
哀:じゃあ、当日のライブの流れとかも結構しょごるん次第って感じですかね?
志記:そう。咲吾が考えてきてるであろうってものに毎回アドリブで合わせてる。
咲吾:流れを事前に決めてることってあんまりないかも。ここで暗転、ここでMCくらいしか事前に決めてない。対バンならMCのタイミングも決めてない。
哀:えー!?どうやってMC行くの?
咲吾:俺がドラムの虎丸に指ハートしたら、ドラムが締めに入る(笑)
哀:やば(笑)凛人くん、めちゃくちゃ参考になったぞ、次それでやるか。
凛人:いきなりやってみよっか(笑)
咲吾:逆に言うとウチは俺以外演技ができないから決めてない。志記の大根役者っぷりはすごいよ?
哀:って言われてますが、どうなんですか志記さん。
志記:その通り(笑)何言い出すかわからへんし、セットリストが急に変わることもよくあって、その間与えられる時間って10秒あるかないかくらいやから、それに対応できるように色々考えてシステムを組んである。
哀:すごいバンド…
咲吾:諸刃やとは思うけどね。
哀:しょごるんラッパーだね。
咲吾:ライヴは確かにフリースタイルだね。
——表も裏もアトラクション的なことになっていますね…
哀:いやー、刺激もらったわ。
凛人:…次回のライヴ、咲吾さんの影響で哀さんが急に無茶振りし始めないか心配になってきてます。
咲吾:(笑)
凛人:指ハートしても俺しかわかんないよ?
哀:俺は中指立てたらMCね。
凛人:立てすぎてMCばっかりでしょ。
哀:指ハートした時はべびきんの曲よろしく。
一同:(笑)
——纏めにはなりますが、『轟音の教典』への意気込みをそれぞれお願いします。
志記:【バンド】らしいライブをしたいと思ってる。
哀:おー。
志記:哀と凛人の無所属見てても、バンドやなーって思うから。今いろんな人達がライヴハウスという場所で活動していて、ヴィジュアル系にも色んな形があって。その中でも無所属はバンドしてるなあーってすごく感じてて、俺らもそうありたいと思ってるので、BabyKingdomというライヴバンドして挑ませていただきます。
哀:他の出演バンドとは少しカラーが違う中しょごるんはどう挑んでくる?
咲吾:思ってること言わしてもらうと、ポッキーを鼻の穴突っ込んで本物の鼻血出させたろかなと。
哀:(笑)ほんとに?(笑)
咲吾:インフルエンザの検査の200倍くらい痛い思いさせたるわ。
哀:しょごるんのファンは絶対求めてなさそうなコメントだけど、ウチのファンはかかってこいってなってると思う(笑)
——ビジネス不仲と公言しているお二人の仲も進展しそうでしょうか?
哀:最初しょごるんから言ってきたんですよ。仲良いのはお互いイメージと違うよねって。LINEは交換してるけど、Xはフォローしあってなくて。
咲吾:あれめんどくさいのよね。投稿見たい時、いちいち検索しないといけないから。哀って打って検索してる。
哀:もう、相互しあいませんか?
咲吾:今、した。
哀:え?
咲吾:俺、早いから、もうフォローした。
哀:じゃあフォローさせていただきます(笑)
——沢山お話し聞かせていただき、ありがとうございました。
哀:ところで、ギターバトルとか言ってるんなら、志記さんと凛人くんが向かい合ってギターを弾く場面とかないんですか?
志記:べびきんはいつでもウェルカムやで。
凛人:咲吾さんの指ハートについていけるかなあ…
——志記さんと凛人さんの絡みは実現するのでしょうか…?!
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2025.12.22(月) Spotify O-WEST
哀と凛人の無所属 主催
『轟音の教典』
【出演】
[CAST] 哀と凛人の無所属
[GUEST] BabyKingdom / CHAQLA. / RAZOR / 電脳ヒメカ
【開場 / 開演】16:15 / 17:00
【チケット】前売¥6,000+D / 当日¥7,000+D
チケット一般発売中!
https://eplus.jp/i_rito_musyozoku/
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